赤羽根日誌 85 カヤツリグサ 一日一種の生き物記録

畑地にカヤツリグサ。秋が近づくと、この植物が穂を出すのを見かける。穂は線香花火のように広がり、黄土色から成熟すると茶色になることを少年時代に観察していた。雑草図鑑(広田伸七編 , 全国農村教育協会 )によると、茎は3稜形で地ぎわから分岐して直立し、高さ30~40㎝。葉は根生し、細長い線形で柔らかい。全体に香気があると記載されていた。カヤツリグサをみていると、昭和30年代の少年時代、蚊帳を張って夏を過ごしたことを思い出す。