赤羽根日誌 69 センニンソウ 一日一種の生き物記録

つる性のたくさんの白い花を林縁で見かけた。センニンソウ。花に花弁はなく、白い花弁のように見えるのはがく。多数の糸状おしべが目立つ。花が終わるとめしべの花柱が伸びだし、銀白色の長い毛が密生することから、仙人(センニン)のひげや白髪に見立てて名づけられた。類似種のボタンヅルは、光沢がなく小葉の縁に鋸歯があるので区別した。センニンソウにアブと思われる昆虫が訪問していた。