赤羽根日誌 41 ボタンクサギ 一日一種の生き物記録

数日前、赤羽根山の林縁でつぼみが紅色した美しい花穂のある植物を見つけ気になっていた。図鑑で調べていくとボタンクサギであることが判明した。別名ベニバナクサギ。中国南部・インド北部原産の落葉低木で花期は7~9月。観賞用に植えられたものが逸出し林の中などの野生化して咲いていると記載されていた。また、小さな濃桃色の五弁花を多数集合させた手毬(半球)形の美しい花穂を咲かせる。小花は、つぼみのころは紅色で、開花すると薄紅色になる。小花の花冠は高杯型で、花先が五裂しているとも記載されていた。数日後に見かけると、図鑑に記載されていたように小花が開花し薄紅色になっていたので間違いなくボタンクサギと判断した。花穂はボタンに似ており、林の縁に紅一点として輝いて見えた。