切り株にキノコ。30年前、この場所にはクヌギがあった。どう見ても食べられそうもないキノコ?。キノコ図鑑で調べてみた。表面が朱色で扁平のキノコは、ヒイロタケ。形は半円球、群生するが重なり合うほど密生することはあまりない。古くなると白みがかって色あせてくると記載されていた。後日、色の変化を見て確認したいと思った。一方の灰褐色キノコは、検索表を見て判断するとウスヒラタケと思われる。梅雨時期から各種の広葉樹林の枯れ木上に発生する。よく似たヒラタケは晩秋から春にかけて多いと記載され、区別した。ウスヒラタケの形は漏斗型か貝殻型。柄はほとんどないか短いとも記載されていた。キノコは食べられるか食べられないかに人々の関心がある。今回、キノコ図鑑の検索表を調べていく中で、分類の難しさと奥深さを痛感した。ウスヒラタケと思われるキノコの方は、追究して今後の課題としたい。