アメンボという呼称は、この匂いがアメの匂いのようだと捉えられたことに由来することを聞いたことがある。6本の脚があり、中脚と後脚が細長く発達しており、前脚は短い。脚全体に細かい毛が密生しており、水の表面張力を利用する。また、脚以外の全身も水を弾く。主に前脚と後脚の計4本で身体を支え、中脚で水面を蹴り、滑るように移動する。観察したアメンボは、水田わきから流れ出てくる水流に逆らって泳いでいるところを記録した。何しろ動きが早く、カメラのシャッターチャンスが難しかった。本日は、トビがピーヒョロロと上空2か所で鳴く声とウグイスの谷渡りと思われるケキョケキョの鳴き声を赤羽山の藪から聞いたこと、アオスジアゲハがあわただしく飛んでいくのを目撃したのも収穫だった。